[notice] 縦横混在の読みづらさ(お詫びと訂正)
玄兎 2008/8/28 5:49
前エントリ『縦横混在の読みづらさ』の中で、「実例」として提示されているものが実際のものとは大きく異なるものでした。
構造のイメージについて説明したかったのですが、不適切な表現により意図していたものとは大きく異なる内容となり、誤解を与えてしまったことをここにお詫びし、訂正いたします。
実例として(訂正版)
以下のイメージを見てください。
見開きで書かれている、スキルリスト(内容は異なります)です。
テキストボックスは左から右へ読む横書き文章ですが、分類は右から左へと切り分けられます。
このうち右ページのテキストボックスは、前ページから続く【標題1】グループとして読むわけですが、動線は横書きであるため、習慣からまず左ページに飛びます。そして左ページの【標題2】を認識し、動線に沿ってそのまま右ページへと進んでいくと、本来【標題1】グループである右ページのテキストボックスを、【標題2】グループと誤認してしまうケースが少なからずあるわけです。
【標題2】直下のテキストボックスは【標題2】に属するため、余計にその傾向が強くなってしまいます。






表題2が左ページの右上にあるのに、右ページもその下にある項目だと思う人は普通はいない。
それだったら表題2は左上にあるはずで、なぜ、同じ項目に属するページの真ん中に表題が存在することがありえるのだ(笑)
それに右ページから読み進んでいることを突然忘れてしまうなど、「メメント」や「博士の愛した数式」などに描かれるドラマチックな記憶容量の人物でないと成り立たない諸問題かと思われます(笑)
うーん、いいたいことはわかるんですが、僕もぜんぜん、そんな感じには読んでいかないです。
横書きですが、スキルの説明ごとにひとつの文章として読みますし。
どちらかといと、この縦横混合って、ビジネス書籍に多いので、苦にならないと思います。
名無しの方、水無月さん、コメントいただきありがとうございます。
うーん、なるほど。
やっぱりサンプルをちゃんと集めないで、主観で書いちゃうと色々とアラが出まくりますね。
左右のグループを誤認するのはパッと見た一瞬のことなんで、もちろんすぐに「ああこっちは前のグループだ」って分かるんですが、どうも僕はその一瞬誤認することと、毎回脳内で訂正するってのがストレスに感じちゃって。ルールブックって何度も読み返すわけで、そうすると、そういう小さなストレスが累積していって、どんどん集中力が削がれていく。
で、なんか「面倒くさい」と感じるようになっちゃうんですね。
ほとんど認識されないような、無意識レベルの話だと思うんですが、何度も読み返すうちに、徐々にストレスに感じる理由をアレコレ考えてみると、上に書いたような内容が一番しっくりくる、というわけです。
最初から全部横書きで書いてくれるか、あるいは全部縦書きで書いておいて、横書きのカード形式のスキルリストは巻末にまとめてつける(ムックと同じ左から右の構成で)、といった体裁にしてくれれば、こういうストレスは感じずに済むのになぁ、と。
やっぱり「慣れ」の差ってことになるのかな。うーん。
横槍失礼します。
自分はポリフォニカは見てないですが、アリアンロッドの時に、確かに、微妙に読みにくさを感じました。
構造が縦書きの枠(右から左へ)の中に、詳細が横書き(左から右)は読みやすくはないと思います。
自分自身はストレスというほどのモノは感じませんでしたが、違和感は感じました。
でも、コレは感覚的なもので、今までに身についた習慣から来るものだろうと思うので、「標題が右上にあるから」どう、とか、「なぜ、同じ項目に属するページの真ん中に表題が存在することがありえるのだ」とか、理屈からくる意見は関係ないように思います。逆に、習慣的なものだけに、個人による感じ方の差は大きいと思います。
一方で、SW2.0片手にシナリオメモ書き取りやっていたときにも、頁めくり辛さみたいなものは感じました。
で、どちらがより読み安いかというと、どちらともいえないというのが正直なところです。
それに、レイアウトは重要だと思いますが、正直、中身の文章そのものの読みやすさ・詠みにくさのほうが、ルールブックそのものの読みやすさ・読みにくさに与える影響は(個人的には)はるかに大きいと思います。
(例えば…たぶんレイアウトを変えても…乱戦ルールは…ぱっとは分からないと思います…)
(もちろん、それにプラスアルファすると言う意味でレイアウトの重要性は高いと思いますが…)
>最初から全部横書きで書いてくれるか、あるいは全部縦書きで書いておいて、横書きのカード形式のスキルリストは巻末にまとめてつける(ムックと同じ左から右の構成で)、といった体裁にしてくれれば、こういうストレスは感じずに済むのになぁ、と。
巻末にスキルリストがまとまってると、すごい便利なんですが、今度は総頁数(=何より、値段)の面で不安も…。
ありがたいんですけどねぇ…。
@SIMONさん
コメントありがとうございます。
うーん。やっぱり文章そのものに帰結しちゃいますか。
最低限の書式とレイアウトパターンが作れれば、システムを作ったり改案を出したりって作業がラクになるかと思ったんですが、コメントにいただいた意見や、個人的にちょっと集めてみた意見を見ると、予想以上に「慣れ」の傾向はバラバラでした。
となると、やっぱり読みやすい文章と図式を追求した方が早そうなんですよね。
でもそれはマニュアル化できるものじゃあなさそうだし。むぅ。
*乱戦エリア
Role&Roll の解説を読んでも「やっぱり難しい」って話を良く聞きます(笑)
確かにあれはレイアウトうんぬん以前の問題ですね(^^;
*巻末リスト
個人的には、一時期よく出てた「○○がわかる本」みたいな形で、プレイングガイドとデータリストをまとめたものとか作ってくれるといいなァと思ってます。
リプレイがプレイングガイドになってるから不要ってことなのかな?
でもリプレイは、ムードとかテクニカルな話は参考になるんだけど、範例を探す分には「わかる本」の方が便利だったっていうのもあるんで。正直どっちもあると助かるっていうか。
あと、どんなゲームかよく分からないで手を出さなかったタイトルは、とりあえず「わかる本」を見てから判断することとかもあったんで(笑)
>慣れ
文庫サイズだからこその縦書き/横書きの違和感の有無であって、B5とかA4とかあの辺のムック本なら「横書き・横書き図表・横書きチャート」でいいのではないかなとか?(というとまた別の意見もあるかとも思いますが)
極論を言えば、新聞サイズなら「標題横書き・本文縦書き・囲み横書き混在」でも、みんな読みなれているんで、違和感は出ないと思うんです。
(そんなルールブックはないですけどね;;)
>最低限の書式とレイアウトパターン
逆に最低限の文章力さえあれば、書式とレイアウトでぐっと「読ませる」モノに仕上がるのかとも…。
(縦書き文庫の巻末に、「注意!このチャート&スキルリストはこちらの頁からお読みください」みたいな(横書き雑誌の巻末マンガみたいな)構成なんかも良さげな気も?)
>わかる本
ルールブック分冊なんかより、よっぽど商売になると思うんですよ。
ルールブック1を買わずに、ルールブック2を買う人間は(居ないとはいえないでしょうが)あまり居ないでしょうが、
「わかる本」と「ルールブック」はどっちか買った人がもう一方も買う、って商売になると思うんですけどね…。
(最近ではリプレイがそういう商業的地位にあるのでしょうか?)
@SIMONさん
*「慣れ」
> 文庫サイズだからこその縦書き/横書きの違和感の有無であって、B5
> とかA4とかあの辺のムック本なら「横書き・横書き図表・横書きチャート」
> でいいのではないかなとか?(というとまた別の意見もあるかとも思いますが)
そうなんですよね。大判に縦書きでやられると、かなり読みづらい。
行数が多くて縦に長い縦書きとかだと、読んでる行がズレたりするし(笑)
ああ、でも新聞みたいな段組にすれば書けないことも……検索性に難がありそうだけど。
> 極論を言えば、新聞サイズなら「標題横書き・本文縦書き・囲み横書き
> 混在」でも、みんな読みなれているんで、違和感は出ないと思うんです。
> (そんなルールブックはないですけどね;;)
詳しいことは知らんのですが、『三国志演技』という TRPG が、まるで新聞のような体裁で記事を作ってた、とか噂に聞いたことがあります。実際どんなモンだったのかは、現物を見たことがないんで知らないんですが(笑)
*レイアウトと文章力
> (縦書き文庫の巻末に、「注意!このチャート&スキルリストはこちら
> の頁からお読みください」みたいな(横書き雑誌の巻末マンガみたい
> な)構成なんかも良さげな気も?)
これ見て、硬直的なテンプレートより、あるいは「遊び心」が必要になるのかも? とかフと思いました。
実際、ファンを惹きつけるシステムのルールブックって、世界観とマッチしたユニークな作りのものが多かったような気もするし。RPG を TCG のように遊ぶのでない限り、あんまり硬直的でない方がいい……かも?
あるいは硬直的なルールブック+解説本、の体裁とか。
これも TCG のやり方ですけど。
*「わかる本」
これは別エントリをちょっと立ててみました。
http://blog.talerpg.net/rpg/archives/1023