[note][RK] 「流亡の王国」国づくりゲーム
玄兎 2009.6.24 (水曜日)
今回は白地図からキャンペーンを作ることになったので、ちょっと大変だなーとか思ってたんですが。まあ大変だってのは一人でやろうとするからで、みんなでかかれば作業量は分散するし、そもそもみんなで遊びながら進めていって、ゲームを作ること自体から楽しんでいこうというのが今回の目的。
……ということで、背景になる文明や歴史から、みんなで遊びながら作っていこうということに。世界設定はあるんだけど、別大陸での話なので実際的にはゼロからの発進。文明から作り直さないとイカンという、かなり七面倒なことをやってます。
で、まあその文明から作っていくゲームってのが、実際どんなもんだったのかというと、大体こんなゲーム。
単体のボードゲームとしての完成度は低いです。まあ「歴史にどう記されていくか」とか「どんな文化になってんだろうなコレ?」とかいう話をみんなでくっちゃべりながら、輪郭を作っていく作業なんで別にいいやという(笑)
なんちゃってシヴィライゼーション(笑)
このゲームは白地図に大自然(山岳、森林、湖水)を配置し、その中で発生した人々が集落を築き、やがてひとつの都市国家を建国するまでのゲームです。
1. 地図作り
まず最初に地図を作成します。
大きい方眼用紙を用意して、5cm単位で区切ります。
まあ、こんな感じで。
で、これに赤、青、緑のチップを適当な枚数ばら撒いて、大自然を配置します。
赤は山岳、青は湖水、緑は森林を表します。
たとえばこんな感じになります。
湖水同士を適当に直線でつないで河川を作ります。
河川はあまり入り組まないようにします。
また、山岳、森林は隣接(8方向)するもののみ連結し、山脈、樹海を形成します。
最後に、プレイヤーの本拠となる集落を自由に配置します。
ただし集落は縦横に隣接して配置することはできません。
これで地図は完成となります。
2. 文明開拓ゲーム
さて、ここからがゲームの本番です。
セットアップ
開拓ゲームを始める前に、プレイヤーはそれぞれ以下のコンポーネントを手元に用意します。
- マップ : 上で作ったマップ。
- ミニチュア : ユニットを表すミニチュア。
- ゲームチップ : 赤、緑、青、黄、白のコイン。大量に。
- カード : 名刺シートで作ったカード。
- カップ : 清潔なカップ。チップを入れる。
ゲームは全プレイヤーが「ミニチュア 1つ」と「白チップ 3枚」を持った状態で開始します。
プレイ手順
ゲームはターン制で、1ターンごとに 1人ずつ、以下の手順で手番を処理していきます。
- 回復フェイズ : 前ターンに使用した行動力を回復する。
- 行動フェイズ : 行動力を使ってユニットを移動/交戦/採取/取引させる。
- 維持フェイズ : 黄チップを払ってユニットを維持する。
- 購入フェイズ : 集落に集めた資源でカード、ユニットを購入する。
- 発展フェイズ : プレイヤー間で資源やカードをやりとりする。
- 回復フェイズ
- 前ターンで支払った白チップを、カップから手元に戻す。
- 行動フェイズ
-
- 移動 : 白チップを1枚(山岳、湖水、森林マスへ進入する場合は2枚)支払うごとに、1つのユニットを1マス移動する。資源チップを持ったユニットが都市に入ると、資源チップは自動的にユニットから都市に「取引」される。このとき白チップは支払わなくてよい。
- 交戦 : 白チップ2枚につき、自分の管理ユニットと隣接する他プレイヤーの管理ユニットを攻撃する。攻撃されたユニットは、白チップ1枚支払えば戦闘を回避できる。攻撃、防御とも1D6を振り、ユニットの戦闘力を足した値が高かった方が勝利となる。なお、攻撃、防御とも、仲間ユニットが“相手に”隣接していれば「戦闘支援」として戦闘力を足すことが出来る。勝者は相手ユニットを「仲間にする」か、相手ユニットの持っていた資源チップまたは相手プレイヤーの黄チップを3枚まで「奪う」ことが出来る。
- 採取 : 白チップ1枚支払うごとに、指定したユニットのいるマスから資源チップを1枚を入手する。山岳マスなら鉱石(赤チップ)、湖水マスなら水(青チップ)、森林マスなら木材(緑チップ)となる。また山岳、湖水、森林でないマスの場合、1D6-2(最低0)枚の黄チップを手に入れる。
- 取引 : 白チップ1枚支払うごとに、隣接するユニット間で持っている資源チップをやりとりする。異なるプレイヤー間でやりとりする場合はお互いの了承の上、2枚の白チップを支払う。(二者が1枚ずつ支払ってもいいし、どちらかが一括で支払ってもいい)
- 維持フェイズ
- ユニットごとに決められた維持コストの数だけ黄チップを支払う。黄チップが支払えなかった場合、足りなかった分のユニットは消滅する。
- 購入フェイズ
- 集落にある資源チップを支払うことで、カードやユニットを購入する。
カードは赤、青、緑に色分けされ、それぞれ同じ色のチップ3枚で購入できる。(カードの内容は選べない)
ユニットは、黄チップ3枚で1つ購入できる。 - 発展フェイズ
- 購入したカードを使用して、自分の文明を発展させる。
カードによっては資源チップを支払わなければならない。
そして全員の手番が終了するたびに、イベントカードを一枚引いて、その結果を全プレイヤーに適用します。
3. 勝利条件
基本的には「都市ポイント」が 10以上になったプレイヤーの勝利となります。
メモ
冒頭にも書いたとおりゲームとしては雑で、淡々と作業していく要素がかなり強かったりします。
ある程度まで進んで、カードで文明が発展してくると、ひたすら赤カードで「武装強化」を狙い、青カードの「文化吸収」抱えて先進国に殴りこむ蛮族文化とか、緑カード「地形変化」でマップ自体を書き換えたり、同じく緑カード「神の怒槌」で蛮族都市を直接攻撃する宗教国家とか、特色が出てきて面白くなるんですが。
序盤はひたすら作業ゲーなので、その辺どうにかせんとなぁ。
あと初プレー時には序盤でイベントカード「大寒波」をドロー、次ターンの食料収穫量が1D-4になって、死滅するユニット続出とか洒落にならなかった。まあ、あれのお陰で仕切りなおしたらみんな食糧蓄えるようになってメデタシメデタシではあったんだけど。
……でもまあ実際、古代ってそんなモンだろうなとも思うし、別にいいや。
売り物にするわけじゃないし(笑)
参考資料
まあそれはともかく、参考資料。
参考資料ってか、多分この辺の影響が濃いだろうなぁ、ってダケなんだけど(笑)
- ボーダーランド : EON社のボードゲーム。開拓ゲームの元祖、かどうかは知らんけど、カタンより古いのは確か。
- カタンの開拓者たち : ドイツゲームが日本で高評価を得るようになった、たぶんキッカケのタイトル。
- ポピュラス : たぶんどっかで影響してる。戦闘とか(何)
- シヴィライゼーション : 石器時代から宇宙時代まで人類文明の発展を遊ぶゲーム。ミラビリアを一つの都市に集めるとかドリーム(笑)
- 征服王 : フジテレビで1992~93年まで放映された、タレントにウォーシミュレーションゲームを遊ばせるという実に野心的(笑)な深夜番組。ゲーム監修は高橋浩徳氏。実写とドラムロール、そして運命のダイスが燃える。戦闘処理(運命のダイス等)は基本、これのまま。(YouTube : 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6)[*1]
- [征服王] = 余談だが、『遊戯王』アニメ版のゲーム表現はたぶんコレが元ネタ。 [↩]



