[memo] ゲームシナリオ“執筆”心得っぽい何か
玄兎 2008.11.10 (月曜日)
また、かなり端的な話なんですが。
「TRPG のゲームシナリオ」を書くことに慣れてない、小説やマンガのストーリーが作れる人に向けて。
古い思想であることは承知の上で
シナリオにメッセージを込めようとしたところで、運用するゲームマスターがシナリオからそれを読み解けなければ意味が無いし、読み解けたとしても共感できないゲームマスターはそのシナリオをその通りに遊ぼうとは思わないでしょう。
また読み解いて共感したとしてもシナリオデザイナーが想定したマスタリングが必ずしも行えるとは限らないし、読み解いて共感してシナリオデザイナーの想定どおりのマスタリングをしたとしても、プレイヤーがそれに共感できなければゲームマスターの独りよがりと称されることになる。
TRPG のゲームシナリオって、そういうモノだと思ってます。
ですからゲームマスター以外の「プレイヤー」は、表記上は “player” ですが、これは 「役者 – “actor/actress”」より「選手 – “athlete”」に近い言葉であり、性質的には「編集者 – “editor”」や「演出家 – “director”」により近い存在だということを理解しとかないと、ガッカリすることになります。
それでもシナリオにメッセージを込めたい場合は、ゲームシナリオでは「文体」表現は不可能だと考えて、「文脈」や「設定」によって表現する方が適しているかと思います。
キーワードは「型による表現」と「考える機会」です。
「そういうモンだ」と理解しておくと、「シナリオデザイナーとして」の失敗や事故ってやつを少しは回避できるかと。